チョコレートのような甘いものはホルモンバランスを乱すといわれていますよね。ココアは体を温めるから良いといわれるのに(「子宮筋腫にはココアがいいってほんと?」の記事)、同じカカオからできているチョコレートはなぜダメといわれるのでしょうか?
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まずチョコレートとホルモンバランスについて
ストレスで精神活動に必要な脳内ホルモンであるセロトニンが少なくなると、チョコレートが食べたくなります。
チョコレートはセロトニン(リラックスホルモン)を生産しやすくします。これって良いことのように思うかもしれませんが、実は体内のホルモンバランスが崩れているからセロトニンが不足してしまい、チョコレートを欲するという因果関係なんですね。
体内での流れとしては
炭水化物や糖質を摂る→インスリン値が上昇→トリプトファン以外の分岐アミノ酸が筋肉細胞に貯蔵されやすい状態に→トリプトファンが脳内に移動しやすくなる→トリプトファンを原料とするセロトニンが生産されやすくなる
さらにチョコレートに含まれるマグネシウムにもリラックス効果があります。特に筋肉を緩めてくれる効果があるそうで、病院でもらう筋弛緩剤の成分でもあります。疲れたときや生理のときにチョコレートがほしくなるのは、体がマグネシウムを補給しようとしているからだと言われています。
チョコレートとココアの違い
ホットココアを「ホットチョコレート」「チョコレートドリンク」と呼ぶこともあり、お菓子のチョコレートとの違いがわかりにくいですね。
ココアというのはカカオ豆からココアバターを除いてから粉末状にしています。
それに対し、チョコレートはカカオバターを除いていませんし、さらに生クリームや砂糖をたくさん加えて固形状にします。この油脂や砂糖が悪者なんです。
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チョコレートを食べるならカカオ分80以上
チョコレートの油脂や砂糖分が体を冷やすことと、糖質がホルモンバランスを崩すということがわかりました。
チョコレートを食べたいときは、ミルクチョコではなくビターチョコがおすすめ。
それもカカオ分の多いものほど、カカオ豆のポリフェノール効果やギャバの成分も高いのでいいでしょう。
ビターチョコを食べ慣れると、普通のミルクチョコレートは甘すぎてとても食べられなくなりますよ。
チョコレートは食べちゃダメ!と厳しくすると逆にストレスが溜まってしまいます。他の食品とのバランスを考えながら、おいしい上質なチョコを少しずついただくのがいいですね。