トマトの缶詰をよく使う人は、環境ホルモンBPA(ビスフェノールA)を摂り入れてしまっているかも!
今まで知らなかったのでびっくりしてしまいました。
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缶詰の内側皮膜が問題
缶詰食品ってあまり買わないのですが、トマトの水煮缶はパスタなどに便利なのでよく購入していました。
ところが、BPA(ビスフェノールA)について調べはじめたら、トマト缶の内側に塗ってある樹脂でもあり、そこから食品中に微量に溶け出す恐れがあるということ。
これはかなり有名だそうですが、私が気づいたのは今から半年ほど前。認識不足でした。
これからは缶入りではなくて紙パック入り、またはガラス瓶入りのものを購入しようと決めました。
※BPA(ビスフェノールA)とは
プラスチックの原料となる樹脂。
エポキシ樹脂やポリカーポネート、ポリ塩化ビニル製のラップなどにも含まれます。
こういう樹脂って、魚の煮付け缶にも使われていることありますね。
あと、スパムやコンビーフの内側とか。ツナ缶とか。
キッチン周りの樹脂製品で注意したいことについて
他にもキッチン周りのもので注意したいと思うものをあげてみると・・・
空のペットボトルに、まだ熱いお茶を注いで、冷やしてから持っていくということをしていたときがありました。
今はステンレスポットがあるので大丈夫ですが、知らないとうっかりやってしまいますね。
非常用に、と思って車内に飲料水のペットボトルを置いている人、結構いるみたいです。
でも夏の車内は高温になりますので、見た目は変わらないのに飲み水の中にBPAが溶け出していることがあるそう。
これはもちろんお弁当容器の樹脂が電子レンジで加熱されると危険だからです。
家にいるときはコンビニ弁当は食べないですが、外出先などでどうしても仕方ないことがありますね。
そういうときはできるだけ温め不要メニューのお弁当を選ぶしかないかも。
食品に直接触れて電子レンジにかけるラップは一番怖いかも。
うちでいつも使っているラップは幸い「無添加」という表示があったけれど、あまり信用していません。
できるだけ食品に接触しないようにして使っています。
以前、冷凍ご飯のための樹脂製容器を愛用していましたが、ガラス製容器に変えたという記事を書きました。
その他、漬物やマリネなど酸味のあるもの、カレーなど油分の多いものの保存にも、ガラス容器を使うように注意しています。
特に、電子レンジで後から温めて食べるようなものはガラス製が必需品になりました。
でもやっぱり安価で密閉でき、軽いという樹脂製容器のメリットもありますよね。
食品用に樹脂製の保存容器を使うときは、BPAフリーの表示があるものが安心と言われているのですが、
実はBPAの代わりに使用されているビスフェノールBも安全ではないという研究結果が最近出てきたそうです。
加熱するもの、酸や油の強いものの保存には、樹脂製の容器は使わないほうがよさそうですね。
目に見えないけれど、小さなことから安全を積み重ねよう
こういう環境ホルモンの摂取に関しては、気づきにくいし、「そんなの、気にしたってきりがないでしょ」という意見もあります。
でも、環境ホルモン=擬似エストロゲン(内分泌かく乱物質)であるわけで、
エストロゲンが子宮筋腫を大きくする原因だということは明らかなわけですから、
少しでも有害な擬似エストロゲンが体内に入り込まないようにしなくてはいけません。
人体への影響は大きくないとされるものの、やっぱり気になります。
こだわりだすとお金もかかるし、気にしすぎてストレスが増大してしまう可能性もありますが、
身の回りでできることから積み重ねていく意識は大切ですね。
特に赤ちゃんや小さな子どもは環境ホルモンの影響を受けやすいということですので、
大人以上に注意してあげなくちゃ、と思いますね。
さすがにポリカーポネート製の哺乳瓶ってほとんど販売されなくなってきたようでいいことですね。