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白砂糖は子宮異常を招く?!
白砂糖は一昔前は「白い麻薬」なんて呼ばれて、なんとなく読んだ、家にあった健康記事なんかではひどい書かれようでした。当時問題になっていた子供のうつ病やイライラなどとの関連が指摘されていました。
そのときはただ「ふうーん、甘いものの食べすぎはダメなのね」くらいに思っていましたが、子宮筋腫が見つかってからいろいろ調べるうちに、「やっぱり砂糖が悪いのか!」という結論に・・・
危険1:白砂糖は体内のホルモン生成を邪魔する
白砂糖は精製されているので、原料に含まれていたはずのミネラルやビタミンが取り除かれてしまっています。その上、体内に入って代謝する際に、既に体内にある鉄分やカルシウム、ビタミンを消費してしまいます。
例えば免疫機能と関係したホルモンの体内合成にビタミンCが欠かせないのですが、砂糖の代謝のために余分にビタミンが奪われると、ホルモンの生成に支障が出るというわけです。
- 甘いものを摂り過ぎるせいでストレス対処ホルモンや免疫ホルモンの生成が邪魔されてしまう
- →各種ホルモンの元でもあるプロゲステロンが不足する
- →エストロゲン過多
- →女性ホルモンのバランスが崩れていくので婦人科のトラブルが起こりやすくなる・・・
簡単に言うとこんな流れが起きてしまうということです。
危険2:白砂糖は血糖値を上げ過ぎ→「低血糖症」を招く
精製された白砂糖は「単糖類」なので体内への吸収がものすごく早いです。そのため、すぐエネルギーになります。だから「疲れたときは甘いもの」という公式みたいなものが出来上がっているわけですね。
ところが、白砂糖により血糖値が急上昇するとしばらくは調子も良いのですが、血糖値が上がりすぎると普通値に戻そうとしてインスリンが分泌されます。普通はこれでうまくいっていますが、こうしたことが繰り返されることでインスリンを出すすい臓の疲労が溜まっていきます。
疲労したすい臓は、インスリンのコントロールがうまくできなくなり、血糖値を下げすぎてしまうようになります。この状態が続くと「低血糖症」と言われ、砂糖を摂れば摂るほどやる気が出なくなるといった症状が出てきます。
元気が出ないから甘いものがもっとほしくなる→食べても食べても逆効果→血糖値が上がらないので、アドレナリンを分泌して元気を出そうとする→イライラ、高血圧に・・・という場合もあります。
低血糖症が治らず砂糖依存になるのも怖いですし、逆に高い血糖値状態が続いて糖尿病予備軍になるのも怖い。
まあそこまでいかなくても、お菓子が家にないときは食べなくても全然平気なのに、食べだすとどんどん食べたくなっちゃうことってよくありますよね。意識してセーブするようにしたいと思っています。
危険3:白砂糖は体を冷やす
砂糖は冷えとどんな関係があるのか?というと・・・
まず砂糖には保水作用があり、体内のむくみを引き起こします。体内の水分の代謝がうまくいかずむくんだ状態は、温まりにくく冷えた体につながります。
これを漢方では「水毒」というそうです。水分が悪いのではなくて、ジュースや甘い飲み物で水分補給していないかを振り返ってみなくちゃいけませんね。
ただ、逆に言えば砂糖を完全絶ちすると、体のうるおい機能にも差しさわりがでてくるということ。この部分は他のことで補うように心がけないと「カサカサ女」になってしまったら嫌ですね(苦笑)。と言っても、砂糖というのはあらゆる食品に入っていますから、心配しなくても知らずに摂取していることのほうが多いです。
冷えて血流が悪くなると、内臓の血行不良も生じますので直接的な不快症状が出てきます。例えば生理痛や頻尿など。これは冷えによって副交感神経の働きが狂い、臓器が正常に機能するようにコントロールするのが妨げられるからです。
「冷えとり健康法」でも白砂糖の摂取を控えるように勧められています。
マクロビオティックで白砂糖を絶つのは
マクロビは陰と陽の考え方を取り入れた食事法だそうで、すべての食品を陰性、陽性に分けています。陰性の砂糖や肉を摂らないというのが基本ルール。厳密には、白砂糖だけでなく果物や黒砂糖、みりんまで、甘いものはすべて完全に絶つことで、ガンにも対抗できるという考え方も含まれます。
もう少し詳しく調べて記事にしますね。
白砂糖(上白糖)の代わりに使えるものとは?代替甘味料いろいろ
でも普通の生活をしている人が、砂糖の完全絶ちというのはほとんど難しいでしょうね。まずは一番害の多い白砂糖の摂取を少なくするというところから始めるといいといわれています。白砂糖をやめ、代わりにミネラル分豊富な黒砂糖やキビ砂糖、はちみつなどにすればいいのですね。
他にも、メープルシロップや和三盆、甜菜糖、麦芽水飴などもいいそうです。
特にカロリーが少なく血糖値を上げすぎないのは、はちみつやメープルシロップ、メープルシュガーです。
ちなみに、色が茶色いので健康的と誤解されやすいのが三温糖です。この茶色はカラメルの色で、ミネラルの色じゃありません。実は白砂糖を作った後の残り液から作るのが三温糖。コクがあって美味しいんですけどね。
それから特に注目されているのは「羅漢果(ラカンカ)」。これは砂糖の300から400倍も甘さがあるのに、体内に吸収される糖分は含まないという驚きの甘味料です。甘さを欲する脳や舌は満足しますが、血糖値には影響が少ないため、インスリンを出す必要がなく、すい臓は休むことができます。
ただ、砂糖と比べるとちょっとくせがありますので、使い方にコツがいるかも?
私も試してみました。「砂糖の代わりに砂糖の代わりに羅漢果(ラカンカ)パウダーを試してみた!ベストな使い方とは」の記事もどうぞ。
まとめ:白砂糖をやめると子宮筋腫が改善すると言える3つの理由はこれ!
白砂糖の摂取を控えると・・・
1 体内のビタミン・ミネラルの消耗を防げる→ホルモンの生成もうまくいく
2 インシュリン、アドレナリンの乱分泌を防げる→低血糖症、プロゲステロンの不足がなくなる
=ホルモンバランスが整ってくるので子宮筋腫の成長を抑えられる
=生理痛、生理不順解消、「毒出し」ができ子宮筋腫縮小かも。
白砂糖(上白糖)よりは・・・
- 黒砂糖
- きび砂糖
- 甜菜糖
- メープルシロップ
- はちみつ
- ラカンカ
に変えてみる。