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エストロゲン過多を自分で改善する意識を持とう
子宮筋腫や子宮内膜症を悪化させるエストロゲン過多の症状。
生理があるからエストロゲンが多いのかというと、これは個人差が非常に大きいと言われています。
生理がある女性はだれでも子宮筋腫になる可能性があるとは言え、昔の女性に症例が少ないのはなぜでしょうか?今のように医療が発達していなかったから診断を受けられなかっただけ、という意見もありますが、それだけのことではありません。
食べ物や身の回りのものからエストロゲンが体内に入ってくる!?
食生活の変化によってインスタント食品、ジャンクフード、甘いお菓子を食べる機会が増えたこと、農薬の影響、合成飼料で育った家畜の肉・卵・牛乳の摂取量が増えたことを問題として挙げる婦人科の先生は多くいます。
つまり、こうした食品にはエストロゲン擬似物質が多く含まれていることが分かったからです。
さらに便利なプラスチック容器、ラップ類、合成洗剤からもダイオキシンやBPAをはじめとする微量の化学物質が溶け出し、食品を通じて体内に入り込みます。
いろいろな種類があるエストロゲン擬似物質は総称して「環境ホルモン」と呼ばれています。こうした環境ホルモンの摂取量が増えていることが、エストロゲン過多につながっている可能性があります。
環境ホルモンを取り入れない工夫が必須
環境ホルモンの危険性は今までも叫ばれてきましたが、それが子宮筋腫と関係あるとは思わない人が多いのではないでしょうか?実は私もその1人でした。
でも、体内で自然に分泌されるエストロゲン量は正常なのに、環境ホルモンがエストロゲンと似た働きをして子宮筋腫を育てているとしたら?
考えてみると恐ろしいことです。環境ホルモンを体内に入れない努力は、今の時代とても億劫なことかもしれませんが、やるだけの価値はあります。
この工夫については随時記事にしていきたいと思います。
今すぐできるのは、今晩の食事メニューの見直し!
食生活の改善が子宮筋腫を大きくしないためにはどうしても必要です。
このブログでも子宮筋腫改善に役立つ食品を取り上げてきました。これからも詳しい情報をまとめて行く予定です。
今すぐできることから始めましょう。今夜の晩御飯は何ですか?とりあえず肉と魚の分量を少し減らし、野菜を増やしてください。
ブロッコリーとキャベツの温野菜サラダを足すのはどうでしょうか?ドレッシングは市販のゴマドレにさらにすりゴマをプラスしたものをどうぞ。
ブロッコリーとゴマがいいのはなぜ?こちらの記事で触れています。