子宮筋腫など婦人科系の不調を改善するのに、「冷えとり健康法」がいいと聞いたことありますか?
でも「冷えとり」って、たくさん靴下を重ねるあれでしょ?おしゃれじゃないし、日常の服装ではできないよ~
と思った人におすすめの本が「冷え取りガールのスタイルブック」です。
Contents
「冷えとりガールのスタイルブック」で使えるコーデを見つけよう
冷えとり健康法を続けるためには、お気に入りのファッションと組み合わせるのがいいですよね。
ナチュラル系のスタイルを普段からしている人なら、わりと入りやすいのではないかな。
雑誌「ナチュリラ」の別冊として出されているのがこの本。
2010年10月に発売された本で、95ページ。厚さ1センチ程度のB5サイズなので雑誌のようにぱらぱら眺めることができます。
発行当時は画期的、というか地味な印象の健康法をおしゃれに楽しむことができるんだよ、と教えてくれたという意味で新しい内容でした。
冷えとりファッションブームの先駆けを作った本ではないでしょうか。
「冷えとり」ファッションはナチュラル系おしゃれ派なら難しくない
この本は今でも売れ続けていて、中に載っているスタイルも数年前のものではありますが、ナチュラル派さんなら変わりなく取り入れられるアイテムが多いと思います。
- 岡尾美代子さんスタイリングの「冷えとりファッション 春夏秋冬」
- 8人の冷えとりガールズの私服公開ページ
- 「美女5人 わたしの冷えとり物語」ページ
など、アイテム紹介やコーディネート提案を軸として展開されているので、イメージがしやすいです。
でもこの本で紹介されている実例がよかった。
使われている足元アイテムは、例えばこんなもの。
・ハイカットのコンバーススニーカー
・ハンターのレースアップ・ミドル丈ラバーブーツ
・ビルケンシュトックのサンダル
どちらかというと「山ガール」的なカジュアル系のナチュラルスタイルが多いですが、きちんとめのローファーや紐靴を使ったコーデもありました。
また、天然素材を勧める冷えとり健康法は、リネンやコットンを愛するナチュラル派には馴染みやすいのではないでしょうか。
この本の企画と編集は、服部みれいさん。「マーマーマガジン」の発行者でもあります。
この本の中でも、働く服部さんの冷えとりの一日に密着したページがあり、参考になりました。
ちなみに、この本で取材された人たちって、本当に今でも冷えとり続けているのかな~なんて、素朴な疑問を持ったわたしですが。
「別冊マーマーマガジン body&soul Vol.2 」という本が昨年発売されていまして、その中でその後のみなさんの姿を拝見することができます。
冷えとり健康法の説明がわかりやすい・初心者向け
ファッション紹介だけかと思いきや、本の後半にはしっかり図解入りで冷えとり健康法が解説されています。
冷えとりの基本的な考え方、服装はどこを温め、どこを風通しよくすればよいのかなどもイラストで説明されています。
この本の前書き部分にも「冷えとり初心者向けです」と書かれています。
ちなみに、この本はファッションがテーマなので、食べ物についてはあまり触れられていません。
「食べすぎはよくない」という説明はありますが。
こんな人には不要
またもっと本格的に取り組みたい人には、この本でも薦められていますが「万病を治す冷えとり健康法 新版」をしっかり読む方がいいでしょう。
他にもたくさん本が出ていますが、一番ベースとなるのがこれなので、まずはこちらから読み込むのがいいのではと思います。
私も持っているので別記事でレビューしています。
「万病を治す冷えとり健康法」の感想 食べ過ぎが筋腫の元⁈
さらに、「マーマーマガジン」の5号、7号を持っている方は、内容がかなり被っているので、わざわざ購入する必要はないかも。
冷えとり健康法の説明のためにも活用できる本でした
「なんでそんなに重ね履きしてるの?」という周りの疑問に手っ取り早く答えるためには、この本を見せて「これ見ればわかるよ」と言う、という使い方ができます。
この本なら気軽にめくれるので、「難しくてあやしげな健康法」じゃなく「おしゃれなナチュラル派の、健康を気遣うライフスタイルの一環」みたいな印象を持ってもらえますね。
ということで、説明用のパンフレットがわりに1冊手元に置いておくと何かと便利かもしれません。
こちらの記事もおすすめ「冷えとり健康法にのめりこむ人多数!そんなに効果あり?!」