子宮筋腫開腹手術・入院の持ち物|下着(タンクトップ・ショーツ)はこれが楽だった

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先日、子宮筋腫の開腹手術をしたのですが、その入院の際に良かった持ち物を紹介します。準備中いろいろと迷って他の方のブログ等も参考にしながら、購入→試着してわたしが選んだ下着はこれでした。

Contents

とにかく着心地が楽なものを選ぶ

開腹手術をすることになったため、とにかく着心地が楽な下着が良いということで準備しました。
結果的にほんとうに快適で良かった!

  • カップ付きタンクトップ(ブラトップのタンクトップ型)のワンサイズ大きいもの
  • マタニティショーツのLサイズ
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入院中の体験含めて詳しくご紹介しますね。

手術入院でブラジャーはいらない!カップ付きタンクトップ

入院で便利なのはカップ付きタンクトップです。
普段より1サイズあげたゆるいものが絶対におすすめ!

入院中、上の下着はいる?いらない?

念のため・・・間違ってもワイヤー入りブラジャーは持っていかないでくださいね。締め付けが苦しいだけでなく検査時や診察時は外さなくてはならないです。

入院中はカップ付きタンクトップでさえも不要と感じるかもしれません。実際に術後数日は着られませんし、そのあとも素肌にパジャマで気にならない人はそのままが楽。
ただわたしのように病院のパジャマ指定の場合は、前開きが深くて心もとなかったりするので中に1枚着ておきたいですよね。
暑がりさんだったらタンクトップでなくかぶりタイプのハーフブラでもいいと思います。

ブラトップにはキャミソール型のものもありますが、これはNGです。キャミソール型だとどうしてもストラップ調節の金具がついているため、レントゲンなどの検査時には脱いでくださいと言われてしまいます。金具のないタンクトップ型であれば大丈夫です。

サイズ、着心地を比べてみた結果

さて、手持ちにはジャストサイズのキャミソール型しかなかったため、新たに大きめのカップ付きタンクトップを購入することにしたわたし。
入院まで日にちがある期間に楽天の買い回りセールがありましたので、それを利用して何店舗かから取り寄せて試着してみました。

ところが、商品ページにあるサイズ詳細やレビューをよく確認して「これはMサイズでよさそう」と購入してみたら、カップ回りはいいもののお腹にフィットする感じがちょっとだめかも・・・となり、再度Lサイズを注文することに。最初からLサイズにすればよかった。

普段は体にフィットする下着のほうが良いのでしょうが、入院中や手術後ストレスを感じないためにはとにかくゆったりがいいと思います。ワンサイズアップがおすすめ、と言われているのは本当でした!

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わたしは同じくらいの価格の3店舗で購入比較したのですが、おすすめできるのは下記の2つです。

1店舗目:なめらかで着心地のよいカップ付きタンクトップ

↑楽天市場の「インナー・下着・雑貨のGain-Mart」というお店のタンクトップ。
きれいなカラーがたくさんあって、2枚セットだと少しお得なので購入。1枚あたり1150円くらい。メール便の送料は無料なのも嬉しいです。レーヨンメインのなめらかな生地で、肌触りがよいです。

カップ付きタンクトップ入院用
好きな色が残っていなくてパープルを購入。


ただ、カップ裏の色が本体と同色ではなくウレタン色(黄色)のものが届きました。(同色のものもあるらしいのですが、選べないとのこと)
今回わたしはパープルを購入したので、裏の黄色がすごく目立つんです。ベージュや白ならそんなに気にならないかもしれないですが。
これ、着替えるときとかちらっと見えるとやだし、洗濯のとき乾きにくいので裏返して干すのだけど黄色が見えると気持ちが萎えるので・・・やっぱりできれば同色がいいですよね。
カップ裏の色が気になる方はこのあと紹介するもう1店舗の商品のほうがいいかも。

2店舗目:カップ裏が同色でパッケージも再利用できるブラトップが理想どおりだった

今回比較購入したうち、総合的に最も良かったのが下記のタンクトップでした。

楽天市場の「karlyshop import」というお店で販売されている商品です。
トップ画像はキャミソールなのですが、タンクトップも選べます。

タイミングによっては売り切れの色が多いですが、こちらもメール便送料無料です。わたしが購入したときは1枚979円と激安。
素材もサイズ感も先に紹介したお店のものと変わらない感じがしました(レーヨン95%)。

カップ付きタンクトップ 入院準備
カップ裏も同色のものが届きました

商品ページには、カップ裏が同色でないものが届く場合もあると書いてありましたが、わたしに届いたものは同色でした。(ネイビー、ベージュ、黒の3色を購入、3色ともカップ裏は同色でした)

入院時に楽なブラトップ
ジップ付きのパッケージに入っています

そしてこのお店のいいところは、一つずつジップ付きのパッケージに入っていること。
これが病院に持っていくのに再利用できてとても便利でした。
一つの袋に2着入れてぎゅーっと空気を抜くとかさばりません。

今回お試し購入してサイズ感を確かめた後、1番良かったこの商品を追加で購入したので、そのパッケージも使い、靴下やショーツも分けて入れられます。
ラベルの部分にマスキングテープで「くつした」とか「ショーツ」とか書いたのを貼っておくと、術後動けないときに着替えを看護師さんに取ってもらうときも楽でした。

タンクトップの枚数は入院日数マイナス3くらいで良い

このカップ付きタンクトップ、わたしは10日間の入院で7枚持っていきましたが、1枚余りました!

というのも、手術日以降シャワーに入れるようになるまでは素肌にパジャマなんですよね。手術着に着替えるとき、「上の下着は着ないでくださいね」と言われましたが、術後もそのままで数日過ごすことになりました。

結局手術後1週間の入院なので合計すると10日間病院にいましたけれども、シャワーに入るときに着替える分だけあれば足ります。シャワーは術後3日めくらいからで、それも体調に合わせてなので毎日シャワーに入れるとは限りません。シャワーに入れなくても体を拭いてもらって着替えることはできますので、その分も入れたとして、タンクトップの枚数は入院日数マイナス3くらいでちょうどよいと思います。

もっと日数が延びる場合もありますが、入院後半になると自分で洗濯ルームで洗うこともできるくらいには回復するので問題なしです。
わたしは退院前日にだいぶ動けるようになったので、それまでに着替えた分を洗濯して乾燥機でパリッと乾かして、きれいなのを荷造りして帰ってきました 笑

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だって家に帰ってからすぐ洗濯して干すのも疲れるだろうと思ったから。

ただし、あとからまた触れますが、ショーツに関しては多めに持っていくほうが良いです。ショーツならコンパクトになるし1.2枚多くてもそんなにかさばりませんしね。

開腹手術用のショーツは断然マタニティがよい

子宮筋腫の開腹手術の入院に持っていくショーツは断然マタニティショーツがおすすめです。
特に縦に切ることになったら、へそ上くらいまであるハイウエストショーツじゃないと、ウエストゴムが傷口に当たってしまいます。

(横に切る場合は、かなり下の方に横一文字の傷になるのでハイウエストショーツじゃなくて大丈夫です)

ですがなんというか、妊娠じゃないのにマタニティものを買うのって心理的な抵抗があったのですが、いろいろな商品を見比べた結果、マタニティショーツの中でボックス型のシンプルなものを見つけました。

普段はローライズのボクシーショーツ派なので、それの股上が深いデザインだったらあまり抵抗がありません。ハイウエストショーツだと思えばなんのことはないですね。

ポイントは、お腹側に切り替えなどがなくフラットなデザインのものを選ぶことです。よくガードル効果のあるハイウエストショーツはお腹部分に切り替えが入っていますが、ああいうのだと縫い目が傷口に当たってしまうんですよね。
そしてサイズは普段の2サイズアップが目安です。マタニティショーツは伸びの良いものが多いので1サイズアップでもいいかもしれませんが、とにかく締め付けのないものに。

シンプルなデザインを探してわたしが気に入ったのがこちら↓
ベルメゾンの「ウルハグ」シリーズのマタニティショーツです。ベルメゾン会員じゃなくても楽天市場で買えます。

値段は1枚980円で枚数を揃えるにはやや高いのですが、とてもシンプルで生地もやわらかくていいです。

縫い目が外側のショーツ
縫い目が外側になっていて肌当たりが優しいショーツ

しっとり保湿素材だそうでほんとに肌触りがいいですし、縫い目が全部外側、洗濯表示タグもプリントなのもいいです。このショーツのLサイズを購入しました(MとLしかないので大きいほう)。

これ、シンプルすぎてただの「でかパン」で、全然かわいくもないのですが、それがいいんです。
実際に術後は肌の感覚が敏感になっていて、ガサガサしたものやチクチクするものにすごくストレスを感じたので、例えばレースつきだったり縫い目や切り替えがあったりするショーツだったら困っただろうなと思います。だからやっぱりこれで正解でした。

正確に言えば、術後1週間ほどは傷の上にクッション的な吸収シートがシールでピッタリ貼られて保護されていました。そしてさらに腹帯が巻かれ、ショーツのウエストはその上にかぶせる形で履きます。

だから腹帯をしている間は、別にローライズショーツでも問題ないとは思います。ただ術後はお腹周りがむくみますし、さらに腹帯の上から履けるようにとなるとやはり2サイズアップじゃないと無理じゃないかな。

そして術後1週間ほどでその保護材がはがされて細いテープ留めだけになりました。不安だったら腹帯をしていてもいいのだけど、肌に腹帯の端が当たると逆に痛かったのでわたしはつけるのをやめました。
そこからはショーツとタンクトップの重なりだけで傷を保護する感じになるので、傷をすっぽり覆える、おへその上までくる長さがとても安心でした。

もちろん退院後も傷が痛まなくなるまではハイウエストショーツで保護するのが安心感ありなので(前開きズボンのファスナーとか、ボタンとかついているものは傷に響くのでほとんど履けません)このマタニティショーツを使い倒せば、たくさん購入してあっても損はしないと思います。

入院用ショーツは多めが安心

入院用に持っていくショーツの数ですが、これは多めが安心です。家族が持ってきてくれるとか、最後のほうで自分で洗濯ができるとしても、入院日数分あるとベストでしょう。
実際は、手術日と次の日かその次の日まで(尿管が抜けるまで)は自分のショーツは履けなくて、T字帯(という名のおむつ)着用です。だからその分は数えなくていいのですが、予備を2つか3つ用意しておきたいので合計すると入院日数と同じ数に。
なぜ多めに予備が必要かというと、傷に触れる位置にあるショーツは汚れる可能性が高いからです。

開腹手術だとお腹の中の出血や体液を排出するためのドレーンの管もお腹につけられています。出てくる液体はちゃんと袋に入るようにセットされているのですが、何かの拍子にお腹に刺さっている部分から液が漏れてしまうことも。カーゼが当てられていてもびしょびしょになって下着やパジャマまで濡れてしまうことがあります。

また、看護師さんの言い方で「お裾からの出血」がひどいときには、つけているナプキンからさらに漏れるケースも(術後はショーツの中に生理用ナプキンを着用します)。他にもいろいろな場合が想定されるため、トップスとは違ってショーツの数はシャワーのあとの着替え分だけでは足りなくなる可能性があるんですね。

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かくいうわたしも、術後3日目、まだあまり動けないときにドレーン部分から液漏れが・・・。

パジャマのズボンまでにじんでしまってブルーになっていたところ、可愛らしい看護師さんが「あらっこれは大変!お着替えですね!」と言いながら手伝ってくれました。(明るくてきぱきと、本当に救われた思いがしましたよ)

そしてガーゼを超厚手のものに変えてさらに防水シールも貼ってくれたのでほっとしましたが、結局その日は数時間のうちにまたそのガーゼがびしょびしょになって交換、寝る前には夜の間に替えなくていいように重ね張りしてもらうという状態でした。
(ちなみに出てくる液体はいわゆる「腹水(ふくすい)」で、ほぼ透明だったので見た目はそれほど気持ち悪くはありませんでした)

そんなのって私だけかと思いきや、私の二日後に手術して隣に入ってきた方も同じような状況で何度もナースコールしていたので、よく起きることのようです。

というわけで、開腹手術の場合はショーツはぜひ多めに用意していきましょう。

開腹手術の入院用下着まとめ

子宮筋腫など婦人科の開腹手術の際に準備する入院用下着について、わたしが快適だったものをご紹介しました。

  • カップ付きタンクトップ・・・通常よりワンサイズアップ、入院日数よりマイナス3枚
  • ハイウエストショーツ・・・通常より2サイズアップ、レースや切替なしのシンプルなもの、マタニティ用から選ぶと便利。入院日数分あると安心

そのほか、パジャマ、羽織物、靴下、タオルなどが入院生活で必要です。病院のレンタルがあれば最大限活用するのがおすすめ!
(2021年春時点では依然としてコロナ禍のため、家族の面会も手術日くらいしか許されないので洗濯物を毎日持ち帰ってもらうなどが無理でした)
用意したものについては記事を分けて紹介しますので、よろしければまたご覧ください。

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長々とお付き合いいただきありがとうございました★

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