子宮筋腫手術を決断しました

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久しぶりの更新再開となりました。

というのもですね、これまで子宮筋腫の手術を回避するため、筋腫とうまく付き合うためにあれこれ頑張ってきたのですが、このたび手術を決断しました。

「やっぱり最終的には手術になるのか」と読者さんはがっかりされるかもしれないんですが、自分でやれることはやってきたおかげでここまで手術の時期を伸ばせたと思っているので、今回の決断に後悔はないんです。

ena
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これまでの経緯を整理して書き出してみようと思います。

Contents

とうとう手術することにした経緯

おなかにはっきりとしこりを感じたのが2013年、勇気を出して婦人科を受診したのが2014年、このブログを立ち上げたのが同じ年の6月でした。

当初5cm×6cmの漿膜下筋腫が1つ見つかり、そのほか筋層内に小さいものが見えるということで、しこりの原因がわかってすっきり。外から触ってもわかるくらいでこれ以上大きくなったら手術も考えなくてはいけないサイズではあったのですが、わたしの場合は生理痛も軽くて出血量も多くなかったし、特別困るような自覚症状がなかったのでそのまま経過観察となりました。

このブログの記事でまとめている冷え対策、食べ物対策などあれこれ調べ、実践できる範囲で頑張ったおかげで、しばらく体調面では支障なくやっていたのですが、あるときから徐々に経血量が多くなってきました。同時に普段も貧血のためか息切れや疲労感が増えている感じに。(この体調悪化の原因はストレスの多い生活になってしまったからだと振り返ってみれば思います・この話はいずれ折を見てまた)

それでも我慢できないほどではなかったのですが・・・2020年の秋頃、若干の異変を感じて病院へ。

卵巣が痛むようになった

「若干の異変」というのは、下腹部の痛みが気になるようになったことです。

右側下腹部が度々突っ張るような感じが出てきました。ちょっとした違和感だったのがはっきりした痛みになり、数日続くのです。右側下腹部といえば大腸がはじまるところで便秘のときなど痛いこともあるし、盲腸もそのへんです。「なんの痛みだろう?」と思いつつ過ごすこと数ヶ月ほど。

その数ヶ月、生理の周期と合わせて特に痛む日をカレンダーに記録してみました。するとちょうど排卵時期に痛みが強まるよう。そしてお腹を触ってみると右側下腹部にポコンとした膨らみがあります。「やっぱりこれは卵巣が腫れているのかも」「それとも筋腫がこちらがわに増えて腸を圧迫している?」「でもこの痛さはただの排卵痛とは違うような・・・」

「不正出血はないので卵巣がんではないと思うんだけど」なんて自己診断したものの、様子を見ているうちに何かあっても困るので、次に痛みがきたときにかかりつけの婦人科に行こうとは決めていました。

「卵巣が腫れているみたいだね」

かかりつけの小さな婦人科で症状を伝えると「筋腫が大きくなってきたのかもね。そろそろ切るかい?」とおっとり話す先生。ところが内診してもらうとちょっと慌てた様子に。

「卵巣が腫れているみたいだね」「これはMRIできちんと診ないとだめだ」「紹介してほしい病院はある?どこでもお手紙(紹介状のことらしい)書いてあげるよ」

少し考えさせてもらい、医療関係者にアドバイスもらったりした結果、通うのはちょっと大変だけれど実績のある大学病院に紹介してもらいました。かかりつけの先生の後輩にあたるという、とても評判の良い先生です。

多発性子宮筋腫と卵巣腫瘍(嚢腫)との診断

大学病院にて検査してもらった結果、8cmの子宮筋腫が2つ、そのほか無数の小さい筋腫があるとのこと。

ena
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たくさんあるのは定期検診のときにも聞いていたけれど、大きいのが2つに増えているとは!

真横から写したMRI画像で説明を受けたところ、もともと子宮の正面にあった筋腫が大きくなり、子宮の上の方に写っています。そして同じくらい大きいものが子宮の後ろ側にあるよう。筋腫以外の部分の子宮は小さく押しつぶされて見えます。こんな後側に大きな塊があって腰痛を感じなかったのが不思議。

そして右側の卵巣も筋腫と同じくらいの大きさに白っぽく写っていました。白っぽいというのは悪性ではないそうですが、やはり痛みの原因はこれのよう。「病名は多発性子宮筋腫と卵巣腫瘍だね」と先生が図を描きながら説明してくれるのですが、その線のぐちゃぐちゃ加減に内心笑ったのはひみつ。

他にもいろいろな説明を受けたり考えたりしましたが、結果的に手術を受けることとなりました。妊娠希望なし・閉経まで5年以上の予想であるわたしの場合は、再発のリスクも考えて子宮全摘で根治させることが最善という結論になったわけです。

手術へ向けて準備!

決めたことはくよくよしても仕方ないので、あとは万全の準備をしておこうという気持ちに。いかに入院と手術、術後の生活を快適に過ごせるかが問題です。退院後、1ヶ月は安静に、元通りに動けるようになるのには2ヶ月見るとよいとのこと。

幸い、今の時代は同じ手術経験者の方の記録やブログをいくらでもネット上で見つけることができます。「入院 持ち物」「開腹手術 ブログ」「子宮全摘 術後」なんていうキーワードで探すと知りたい情報がたくさん!本当に参考になりました。

わたしの経験したことも記録メモをつけてあるので、時間をみて少しずつこのブログへ書き出していきたいと思っています。わたしが皆さんのブログを読んで力づけられたように、このブログもいつかどなたかの参考になれば嬉しいなと。

ena
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今日はひとまずここまでです。お付き合いありがとうございました★

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