子宮筋腫は冷えと血行不良が大きな要因であるとも言われています。
調べてみると、子宮を温めてやわらかくするためにできることはいろいろあるみたいです。
今日はマッサージやエクササイズを中心にまとめてみます。
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子宮付近を刺激するマッサージ
下腹部を手でマッサージすることで血行を良くすることができます。
といっても、お腹を強く圧迫することに不安があるかもしれません。
でも自分で心地良いと感じる加減でマッサージするなら、血流を良くする効果があります。
ただ、お腹は脂肪が多いこともあり、効果的なマッサージはなかなか難しいもの。
でも姿勢に工夫するとやりやすくなります。下記のやり方がおすすめ。
下腹部を拳で刺激するマッサージのやり方
1 床に正座するようにして座り、握った両手を子宮付近に当てます。
2 つぎに身体を前に倒し、体を折り曲げます。床に顔がつくような感じです。
3 上半身の力を抜くと、お腹に当てている拳に重さがかかります。この状態で、拳をゆするようにしてマッサージします。
仙骨付近をマッサージするやり方
骨盤の後ろ側に位置する仙骨。
このあたりの血行を良くすることで骨盤内の血行が促進され、子宮にも効果があります。
腸の刺激にもなるので、便秘にもすぐ効きます。
お腹側から刺激するよりも、仙骨側からのほうが子宮に近いので効果的だとも言われており、ここをカイロやこんにゃく湿布で温めることもおすすめ。
仙骨ってどこ?
触るとデコボコしているように感じられます。
仙骨は骨盤の真ん中で逆三角形をしていますが、8つのくぼみが2列に並んでいます。これが「仙骨孔」と呼ばれるもので、便秘や不妊など生殖器系に効くツボとしても有名です。この仙骨のくぼみを指先で揉みほぐすつもりで、マッサージ。円を描きながら下側から上にさすり上げる感じで行います。
ゴリゴリと力を入れても大丈夫ですが、始めのうちは刺激が強く、次の日にけだるくなったりするケースもあるようですからほどほどに。
どちらにしても自分の手を後ろに回して押す姿勢になりますので、そんなに力は入らないはずです。
ウォーキングは骨盤温めに効果大
歩くと骨盤が動きますから、ウォーキングがいいのは当然ですね。
走るのでは身体に負担がかかる場合が多いので、早足のウォーキングが最適だそうです。
1日20分程度、早足でお散歩してみるのはどうでしょうか。
お散歩している時間がないという人にはその場足踏み
外に出てお散歩する時間はないわ、という人や、天候が悪くて家から出られないという場合には、室内でできるウォーキング似運動がおすすめ。
これはとても簡単ですが、体幹を鍛えるトレーニングとして有名です。
太ももを大きく持ち上げることで骨盤を動かすことができ、内臓温めにもなります。
その場足踏みのやり方はこちらの記事でも触れています「子宮筋腫がある人は腹筋をしてはダメですか」
骨盤ストレッチで子宮の血行促進
四つんばいからの骨盤持ち上げストレッチ
1 膝と手をついて四つんばいになります。この状態から背中とお腹を丸く持ち上げ、怒っている猫みたいにします。このとき、鼻から息を吸いながらやりましょう。
2 次に、息を吐きながら背中とお腹の力を抜き、腰がへこんだ状態にします。ここからまた1を繰り返します。
骨盤のコリが取れ、骨盤を支える筋肉が鍛えられるので、子宮への負担が減り柔らかくほぐれた状態になることが期待できます。
おしり歩きで骨盤ほぐし
おしり歩きとは、足を投げ出した状態で座り、そのまま前後へ進むエクササイズです。
左右のおしりを交互にずらすことで進みます。10歩進んだら10歩戻るようにし、2往復します。
見た目よりもきついエクササイズですから、最初は2往復くらいで休みましょう。
慣れてくると1歩の幅を大きくすることができるようになります。
それだけ骨盤がほぐれているということです。
じゅうたんの床で行う場合には摩擦がありますので、すべりの良いボトムスを履いてやるといいですよ。
まとめ
子宮筋腫改善のためには運動で血流改善することも大事です。