子宮筋腫持ちの人は朝ごはんを食べないほうがいいの?

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子宮筋腫を小さくするためには、朝ごはんは食べないほうがいいという説があります。これって本当なのでしょうか?

 

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朝ごはんを食べると排出ができないという説

「朝ごはんを食べることで、胃腸が動き出し、朝のお通じのリズムも整う」というのがこれまでの定説ですよね。「朝ごはんを食べないと疲れやすくなるよ」「朝しっかり食べないと、頭が働かないよ」などといつも親に言われた記憶のある人も多いのでは。

ところが、朝ごはんを食べることは胃腸に負担をかけ、朝の排出する力を妨げてしまうという説があります。甲田療法などの考え方です。特に前日の晩御飯が遅めの場合は、朝はまだ夕べ食べたものが消化し切れていない状態です。そこへさらに朝食が入ってくると、そちらの消化に体の力が奪われてしまい、排出まではできにくくなってしまうということ。

基本的に15時間から18時間くらいたたないと、食べたものが完全に消化され排出されないそうです。それが済んでから次の食事を摂るので十分という考え方になります。もし夜7時の夕食だったとしたら、次の日のお昼までお腹は空かないはずなんです。お腹が空いていないのに単に習慣的に朝ごはんを食べるとしたら、確かに胃腸には負担かも。

でも、もしも目覚めたときからお腹がぺこぺこだったら?これは朝食を体が必要としているということですよね。前の夜ご飯が早かったとか、少なめだったとかだとそういうこともあるかも。

朝食抜き健康法のいろいろ

じゃあどんな「朝食抜き」がいいのかというと、完全に絶食というわけではありません。水分はしっかり摂らなくてはなりませんし、低血糖にならないためにも絶食ではダメです。

いくつかの健康法ではこんな朝メニューが提案されています。

朝は梅生番茶だけ

梅生番茶というのは、番茶に梅干と生姜のすりおろしを加えたもの。昔から二日酔いの朝によく効くとされていますが、胃腸のはたらきをサポートする作用があります。マクロビ的健康法でよく紹介されているメニューです。

マクロビの本は「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室 」などが有名。

朝は生姜紅茶のみ

これは「生姜力」のイシハラ式です。朝に生姜紅茶を飲むことで体の活性を上げ、排出力も高めることができます。石原先生は「朝食を抜くと病気にならない」「朝食を抜くと健康になる」「朝だけ断食」という本、他にもたくさん出しています。

朝はフルーツだけ食べる

これはナチュラルハイジーン的食事療法でよく提案されるもの。一昔前に流行った「朝バナナダイエット」もこれの一種と言っていいのでは。
「フルモニ!超健康ダイエット宣言 」(日本ナチュラル・ハイジーン協会)という本に詳しく書かれています。「フルモニ」は「フルーツモーニング」の略だそうです。

朝は青汁のみ

西式甲田療法で提案されているもの。青汁といってもサラサラした市販のものではなく、野菜をすりつぶして作るスムージーのようなドロリとしたものだそうです。結構食感があるからお腹が満たされそうです。

甲田先生の著書には「奇跡が起こる半日断食」「朝食を抜いたらこうなった」というものもあります。

 

そしてぐーっとお腹がなるなどして「おなかが空いた」という感覚が出たら、食べていいというサイン。このサインが出てから、食事を摂ればいいんです。



子宮筋腫があるから朝食を抜くべきかというと、そうとも限らない

子宮筋腫は食べすぎと冷えからくる、というのは「冷えとり」の進藤先生の主張。食べ過ぎて悪玉コレステロールが溜まることで腫瘍ができるという考え方です。そういう腫瘍は食べすぎの「毒出し」だそう。力仕事でもない人が一日3食しっかりと食べていては多すぎるというのももっともかもしれませんね。

冷えとりでは、基本的に「腹七分目」を勧めています。少な目の量をゆっくり食べる。これで体には十分な栄養が摂れるといいます。

また甲田式や石原式では、一日二食(半日断食・プチ断食)を勧めていますし、さらに「一日一食」の健康法も提唱しています。

とにかく摂取量を少なくすると、足りない分は体内の脂肪から消費され、その後は体のたんぱく質から消費される。そのおかげで腫瘍も小さくなっていく。というのがこうした健康法での考え方です。これを甲田療法によると「自己融解」と言うそうです。

さらに、体内の毒素や不要なものをどんどん排出していくことで筋腫も小さくなるという見方がされています。だから午前中は排出に集中する時間帯とするということなんですね。

 

夕ご飯が遅い人は朝食抜きのほうがよいかもしれない

我が家がそうなのですが、家族の帰りが遅いため、夕食は10時ころ。こんなに遅くに食べると、それから15時間後は次の日のお昼1時頃になります。完全に朝ごはんは不要ということになりますね。

確かに朝の食欲はあまりないけれど、食べないとなんとなく朝の区切りがつかない感じがして、つい習慣的に用意していました。

これをお腹が空くまで待って食べる、ということに変えてみようと考えています。

これは胃腸を休め、排出を促すということが目的です。

だから朝食を今までのように早い時間に食べなくても午前中にきちんとお通じがあるようであれば、私の体に合っていると判断できますね。

 

お腹がすいて目覚めるような人は食べたほうがいい

一日外でスポーツをしたり、力仕事をするような人は朝ごはんを適度に食べたほうが良いようです。体に必要なエネルギーだからですね。そういう人は朝から食欲モリモリなはず。

それから、朝何かを食べないと気分が上がらない、ストレスを感じてしまうという人も食べたほうがいいですね。ストレスというのは悪いホルモンを出して何もかも台無しにしてしまう負のパワーだから、ストレスを感じてまで朝食を控えるというのは逆効果です。

また、血糖値が下がりすぎるとホルモンバランスが狂ってしまい、子宮筋腫を大きくすることになる、というのが「子宮筋腫改善講座」も行っている続木メソッドの考え方です。これでいくと、朝ごはんは適度に摂るべきということになっています。朝を抜いて昼に大量に食べてしまうと、血糖値が急激にあがってしまいます。

それで朝はきちんと食べよう、というのが「子宮筋腫改善講座」の続木先生の考え方。ただし、メニューは選んだほうがいいです。これについては長くなるので、また別の記事にしますね。

lst_a04_18_18_rd私のレビュー記事はこちらです。
「続木和子の14日間集中!子宮筋腫改善講座」ってどんなところがいいですか?私のレビューと感想

 

まとめ

赤チェック食べたいと感じてから食べればいい

赤チェック単に習慣的に食べているなら抜いてみるといい

赤チェック朝食を抜く場合も水分は十分摂る

赤チェック自分はどちらのパターンで排出のリズムが整うか、で考えるといい

 

 

 

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